Saturday, June 18, 2005

Self-introduction in Japanese

 私は、タンパニッチュ・ナットです。現在、大阪大学経済学部研究科に在籍しています。 国籍はタイ王国で、先祖は中国広州出身の華僑です。24歳で干支は酉(十二支はタイも同じ)なので、今年(05年)は当たり年です。 昨年4月、タイ駐在日本大使館推薦の留学生として来日しました。

私が留学先として日本を選んだ理由は、昔から日本とタイとは皇室も含めて友好関係が続いていること、経済大国として世界をリードしている日本人の考え方や日本文化を勉強したかったからです。

 日本語については、3年前に交換留学生として国際キリスト教大学で10ヶ月程学び、今回の来日以来、大阪大学で4ヶ月間日本語研修コースを履修しました。

 この研修コースでの最終報告会(8月初)で私の選んだ発表テーマは、「バブル崩壊後の日本と景気対策」でした。

日本経済は、いわゆる土地神話の崩壊によってバブルが崩壊した後の90年代から現在に至るまで、依然として長期不況に陥っています。景気が回復しない主な原因の一つは、銀行の「不良債権処理」の遅れと考えられます。

政府は、銀行に対して、「公的資金」を注入し、また、景気対策として減税と公共事業を柱とする施策を講じました。日銀は、ゼロ金利政策、(金融機関への供給資金の)量的緩和を行いました。一方、少子高齢化の傾向が進み、労働力不足↓財・サービスの供給不足↓輸入依存↓貿易収支赤字↓内外価格差によるデフレの発生という問題が生じました。政府は、歳入減と歳出増に対処するために国債を発行していますが、その発行残高は220兆円を越えました。この様な次第で、景気対策は成功とはいえませんが、最近の経済指標では良くなる兆しも見えて来ていると思います。

 報告会の前に、ホスト・ファミリーの川口夫妻から、冒頭の切り出し方、言葉遣い、時間配分等についてアドバイスを受けました。

発表後の指導教官の講評は「日本経済について、聞き手にとってわかりやすい発表です」ということでほっとしました。

私は、現在奨学金として、月17万5千円程支給されています。タイの法定最低賃金は、1日170バーツ(約500円)ですから、奨学金としては随分恵まれていると思います。

 宿舎は留学生会館(吹田市)で、自炊しています。スーパーでブタ肉、トリ肉、魚介類、野菜等を買っていますが、店員さんは親切で愛想がいいと思います。

 買ってきた食材をフライパンで炒め、タイのピリ辛ソースやナンプラー(魚醤油)をかけて食べます。昼食用の弁当も作ります。

 日本食では、すしが一番口に合いますが、わさびが苦手なので取り除いて食べます。

来日して感じたことは、日本人は勤勉で、公共道徳心が高いということです。タイ人は、米、野菜、果物等に恵まれているためか、あまり熱心に働かないように思います。また、時間を守らないし、公徳心にも欠けています。例えば、電車の中で大声で話したり、町中の道路にはイヌの糞が転んでいたりします。

 しかし、女性の社会進出とか男女平等といった点では、タイは案外進んでいると思います。タイでは、大学の学部長等にも多くの女性が就任しているし、家庭では男性がよく家事に協力をしています。

日本の歴史では、平安時代がすばらしい。奈良時代は中国の模倣でしたが、平安時代に「かな」文字が発明されて、日本独自の文化が開化したと思います。それで、私は、奈良よりも京都の寺院のほうが好きです。特に東寺の菩薩像等を見ると心が安らぎます。

 先日の大晦日に初めて実際に雪を見て寒さを忘れました。夜中から元日にかけて、京都の八坂神社へ初詣に行きました。

 タイの正月は4月ですが、初詣の習慣はありません。ただ、九つのお寺巡りをする人達がいます。タイでは「9」という数字は縁起が良くて、「前進・発展」を意味します。日本の七福神巡りと似ていますね。

 ところで、タイでは、僧侶の社会的地位が高く、王様でも僧侶には頭を下げます。そして、一般市民(男性のみ)も、得度式を経て数ヶ月間僧侶として読経や托鉢等の修行をする風習があります。この修行をすると一人前と認められ、親孝行にもなるとされています。

それで、私も今年の春休みを利用して、父と同じお寺で得度式を受けて、お釈迦様の教えを学びたいと思っています。

 実は、今年の後半からアメリカへ留学する予定になっています。今度はタイ政府から奨学金を貰います。研究テーマは「タイ経済における貿易の役割」です。 

  アメリカから帰国後は、少なくとも四年間は公務員になることが義務付けられていますが、日本とアメリカの良いところを取り入れて仕事をしていきたいと思っています。

1 Comments:

At 12:12 AM, Blogger sukthawee said...

gotsu sugoi, gambatte.

 

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