Saturday, June 18, 2005

バブル崩壊後の日本と景気対策: Japanese Bubble Burst and the Countermeasures

皆さん ものには適正な価格があるとご存知ですか。例えば、CDのアルバムは一枚大体いくらくらいですか。大体3000円ぐらいで売られていますね。この価格は普通のCDの適正価格です。

もし、急に普通のcdが一枚15万円で売られるとしたら、皆さんは買いますか。どなたもお買わないでしょう。

土地や株についても同様に適正な価格があります。土地は本来、家などを建てるためにありますから、「その場所に家を建てるとどのくらい便利で快適か」などをチェックすることによって、その土地の適正な価格が決まります。

80年代の後半から土地の価格は必ず上がり続けるという土地神話が広く信じられるようになり、みんなが競うように土地や株を買っていて、!土地や株の価格はどんどん高くなり、適正な価格からどんどん外れて、異常なくらいに上がってしまっていました。!このときに、バブルが発生するようになりました。

その結果、みんなが持っている土地や株の価格は何倍も上がっていったので、みんながお金持ちになった気分になって、何億円もする超豪華な家を建てたり、何億円もする絵画を買ったり、ものすごく高いブランド品を買ったりしました。!このようにして得た富はいわばシャボン玉のようなものです。実際はとても小さい物なのに、価格が上がっていってから、!シャボン玉のように実体からかけ離れて実際の何倍も大きくなります。

グラフをご覧いただくと80年代の後半の日経平均価格と!市街地価格指数がどんどん上がっていく傾向がありました。

土地や株の価格が上昇するのを防ぐために日本政府や日銀が何とか景気を抑えるようにしました。

その結果、お金回りが悪くなり、人々が貧乏になり、土地や株を買う人がどんどんいなくなり、土地の価格がどんどん下がっていきました。

そして、一度価格が大きく下がり始まると、できるだけ損失を少なくするために早めに争うように土地や株を売るようになってしまいました。まさに膨らんだシャボン玉が一気に弾けるように、膨れ上がっていた土地や株の価格は急速に下がっていきました。つまり、バブルが崩壊しました。そして、人々は貧乏になったと思って、消費を減少しました。そこで、物が売れなくなり、倒産した会社が増えて、失業率は高くなって、日本経済は不況になりました。

株式市場の事情を見てみましょう。株価は75.8%下落しました。1989 年 最高値は38,915 円で、バブル崩壊後 2002 年最安値の9,420 円に下落しました。地価も,株価のように土地神話は完全に崩壊しました。国内の土地評価額の減少は約 670 兆円。日本経済新聞の調べによりますと、バブルによって消滅した土地や株などの資産総額は1000 兆円~1200 兆円。

景気対策

まず、減税と言うのは税金を減らすことです。国が減税すると、人々は普段よりもお金を使うようになります。しかし、実現的に減税はなかなかこのようにうまくいかないです。少子高齢化などの将来に対する社会的な不安があまりにも強いために、多くの人たちはその減税分のお金を使わないで将来に備えて預金してしまいます。

次は、公共事業です。まず公共と言うのはみんなのと言う意味で、事業と言う言葉は、社会のために行う大きな仕事と言う意味です。つまり、公共事業というのは国が我々の生活のため道路や橋や公園などを作ることです。それをインフラストラクチャあるいはインフラともいいます。

公共事業では国が自分でお金を使うので、確実にお金回りに影響を与えることができると考えられます。しかし、残念ながら、最近の公共事業の中にはお金の無駄遣いになった公共事業もたくさんあります。例を挙げると、北海道で港を作ろうとしたけれども、1600兆円もかけた釣堀になってしまいました。笑っちゃうくらいものすごいお金の無駄遣いです。

さらに、現在においては、国が公共事業や減税などの景気対策を行うために、国債を大量に発行します。つまり、国は国民からお金を借ります。しかし、2003年の時点で日本が抱えている借金は地方の分も合わせて700兆円以上もあります。しかも、その700兆円以上の借金にかかる利子は、たったの1分間で3000万円以上も増え、たったの1時間で約20億円も増えます。大量の国債を発行したのに、それがお金の無駄遣いになってしまって、結局、日本の不況が続いています。

最近、日本経済はよくなってきています。グラフをご覧いただくと、重要な経済指標がよくなる傾向が見られます。

最後の言いたいのは純ちゃんががんばってください

ご清聴ありがとうございました。
以上

1 Comments:

At 4:25 AM, Anonymous Anonymous said...

経済のニュースがよくわかる本の内容と全部一緒ですね、しかしこの本が一番分かりやすいと思う。

 

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